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Tabsterに🍻飲み屋の💳フィンテックについて聞いてきたよ!

インタビュー スタートアップ 海外 interview

 フィンテック盛り上がってますね!ビットコインとかブロックチェーンとか!ボクもフィンテックについて詳しくなりたくて、Tabsterに飲み屋のフィンテックについてインタビューしてきました!海外のバーで飲む時ってどうしたらいいの?という疑問にもお答えします!

 インタビューに答えてくれたのはMeike Nederstigtさんです!

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−−ヨーロッパのバー文化についてあまりわかっていないので、まずはバーにおける支払い方について教えてください

「まずは a) キャッシュオンデリバリー(都度払い)か b) タブ(後払い=日本とほぼ同じ)かという分け方がありますよね。

 キャッシュオンデリバリーにも二種類あって、a-1) 個人か a-2) グループかがある。個人の場合はバーで注文してその場で払う。グループの場合はラウンドと言います。

 例えば四人でバーに飲みに来たとする。一人が自分の分も含めて四人分の飲み物をバーで注文してその場で支払いをする。みんなが飲み終わったら次の人が四人分を買ってくる。これがラウンドです」*1

−−後払いがタブというのですね

「はい、タブを開ける(Open tab)という言い方をしますよね。支払う時はタブを閉める(Close tab)です。タブは通常はテーブルに紐付いています。このタブはこのテーブルといった感じです」

−−団体客がレジで並んでそれぞれ個人で支払いをしているのはオランダのバーでよく見かける光景です。これは一つのタブを一人一人がレジのあるカウンターで支払ってるんですよね。

「タブはバーにとっては大変なんですよ。払い忘れも多い。テーブル間を人が移動する。だからどの人がどのタブだかわからなくなってくる。

 そういうこともあって、忙しい時はタブではなくラウンドでしか受け付けないこともあります」

−−そしてTabsterがこの問題を解決するわけですね!(やっとここまで来た)

「そういうことです。Tabsterは店舗側のアプリケーションと顧客側のモバイルアプリからなっています。顧客はモバイルアプリでタブを開けることができる。グループ客だったらそれぞれのアプリでそのタブに参加できる。

 店舗側のアプリケーションはPOSとつながっているのでオペレーションは煩雑になりません。

 顧客側のアプリはクレジットカードかデビットカードを登録できて、Tabsterで支払いができるようになっています。割り勘も自分たちの好きなように割ることができる。バー側がタブを閉めることもできるので払い忘れもない」

−−ペイメントのソリューションはたくさんあると思うんですが、どうしてアメリカの企業はヨーロッパに入ってこれないんでしょうか?

「いくつか理由があると思います。一つはPOSの種類の多さですね。店舗でのペイメントを実現させるには独自のPOSシステムを持つか既存のPOSシステムに一つ一つ対応するしかない。それぞれの国で強いメーカーが違ったりするので、これが参入障壁の一つになっています。

 あともう一つはデビットカードがヨーロッパでは普及していて、アメリカのペイメントはそれに対応していないことが多いですね。IBANに対応していれば基本的にどの国のデビットカードでも使えますが、アメリカはその対応ができていない。

 それぞれの国のバーでの支払い方の多様性も参入障壁になっているでしょうね」

−−そこにTabsterの強みがあるわけですね

「はい、様々なPOSへの対応と、支払い方の多様性への対応がTabsterの強みですね」

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*1:注:イギリス人に酔っぱらいが多いのはこのラウンド文化のおかげと言われている。八人のグループだったら八杯飲むわけですよ!