カタパルト式!スープレックス!!

クールなものだけメディア!(クラフトビール・スタートアップ・音楽・デザイン)

海外宅配のUber、ピギービーに新しい配送の形「シェアデリバリー」について聞いてきたよ!

 配送サービスってアツいですよね!アマゾンプライムが火付け役ですが、最近話題のUberEatsのようなフードデリバリーも広い意味で配送サービスです。インターネットの時代になってもモノは相変わらず運ぶし、時代に合った配送サービスが求められているということです。

 アマゾンプライムのように既存の物流業者と手を組む場合もあるし、UberEatsのように独自のネットワークを作る事業者もあります(参考:UberEATSの配達員をやってみたら、長文になった : akiyan.com)。今はみんな手探り状態で、だからアツいんでしょうね!

 さて、いま話題になっているのはどちらかといえば国内を対象としたローカルデリバリーですが、海外を対象とした海外配送サービスも出始めています。今回はそんな海外配送のパイオニアであるベルギーのピギービー(PiggyBee)に話を聞いてきましたよ!インタビューに答えてくれたのはCEOのDavid Vuylstekeさんです!

f:id:kazuya_nakamura:20170115222808j:plain

ピギービーはどんなサービスですか?

 ピギービーはモノを運ぶ人とモノを運んでほしい人を結びつけるプラットフォームなんだ。モデルとしてはUberやAirbnbに近いかな。フェデラルエクスプレスとかUPSのような既存の物流業者ではなくて、人と人をマッチングするサービスだね。Uberがタクシーの代替、Airbnbがホテルの代替ならピギービーはフェデックスの代替だよ。

 既存の宅配業者より安く、楽しく、持続可能なやり方で国をまたがるモノの移動を実現するんだ。2012年からもう5年もやってるんだ。この分野ではパイオニアといってもいいんじゃないかな。

ピギービーを使ってどんなものを運べるんでしょうか?

 想定しているのは個人向けのものだよね。旅先で置き忘れたカバンやカギとか。あとは海外に住む家族への贈り物とか。これは自分が旅行中で海外にいて、自分の国から旅行中の国に送ってもらう場合。

 あと、自分自身が海外でしか手に入らないものを欲しい場合とかね。これがピギービーのユニークなところかな。自分は旅行をしなくても、旅行する人に自分の国に運んでもらう。例えば利用者は欲しいものを旅行者に買ってもらう。それはオンラインかもしれないし、実際のお店で買ってもらうのかもしれない。そして、それを運んでもらう。普通の配達業者だったらそんなことしてくれないよね!

ピギービー自体は運んで欲しい人と運ぶ人を繋げるコミュニティーで、サービスは無料です。これをどうやってビジネスにしてしていくんですか?

 ここ数年はコミュニティーを大きくすることにフォーカスしていたんだ。それなりの大きさにならないとビジネスにならないからね。今年から新しいビジネスモデルを展開するよ。ペイメントのプラットフォームになるんだ。利用者は運んでくれた人に金銭的なチップを渡すことができる。あと、買い物をしてもらうためのお金も支払うことができる。ピギービーは実際にものが配達されるまでお金を預かっておく。そして、そのお金の数パーセントを手数料として受け取るモデルなんだ。

f:id:kazuya_nakamura:20170115222916j:plain

ピギービーはサービスの対価として金銭的ではないチップ(空港へピックアップに迎えにいくなど)を推奨しています。これはどうしてですか?

 ボク達はシェアという考え方にとても気をつけているんだ。ユーザー同士がサービスし合う(シェア)ということはお互いに会うということだよね。つまり旅行者と地元の人が出会うということだ。

 ピギービーはお金の交換ではなくサービスを交換することによって、可能な限り自然で人間らしいサービスでありたいと考えているんだよ。

これまでの利用者からどんなフィードバックがありましたか?

 インターネットではピギービーを使ったたくさんのストーリーがあるよ。ドーンというShare Travelerというサイトをやっているアメリカの人は、スペインの旅行の途中にピギービーで靴を運んだんだ。そのストーリーを彼のサイトで公開しているよ。靴を運んだ後、その地元での出会うことによって、入手困難だった飛行機チケットが買えたんだ。靴を買って助けてあげたことで、後になって助けてもらえたんだよ。

 サミーというベルギーの人はタンタンの大ファンなんだ。日本でもタンタンは大人気らしくって、日本でしか売ってないカレンダーが欲しかったんだよ。そしてピギービーをよく利用してくれているフランスの人がサミーのために日本でそのタンタンのカレンダーを買って届けてあげたんだ。

過去のインタビュー記事