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カタパルト式!スープレックス!!

クールなものだけメディア!(クラフトビール・スタートアップ・音楽・デザイン)

「肉屋の涙」という名の実験精神あふれるプログレッシブなクラフトビール

ビール グルメ

前回のブロウワレイ・デ・モーレンもそうなのですが、オランダのクラフトビールの特徴はとにかく実験的なことです。ベルギーやドイツと比べて歴史が浅いので色々と冒険ができるんでしょうね。ベルギービールは古今亭志ん朝と立川談志の『芝浜』を比べるみたいな楽しみ方ですよね。同じ芝浜だけど噺家によって違う、同じトリペルだけど醸造所によって違う。オランダビールはそうじゃないんです。

ベルギーやドイツが古典落語ならオランダは新作落語って感じですかね。落語界で言えば三遊亭円丈とか柳家喬太郎がオランダのビールなんだと思います。伝統的な匠を楽しむというのはオランダクラフトビールっぽくない。

ブッチャーズ・ティアーズ(Butcher's Tears)はそんな冒険心溢れるオランダの醸造所のひとつ。「肉屋の涙」という名前からしてプログレッシブですよね!

https://www.instagram.com/p/BGfRnXEGiao/

Butcher's Tears Placeholder #craftbeer #dutch

数あるブッチャーズ・ティーアズのビールの中から今回試したのはプレースホルダー(Placeholder)というアンバー・エールです。ラベルの下半分に細かな字で何やらたくさん書いてありますね。これはこのビールに使われている原材料です。え?なんか多くない?と思ったあなたは非常に正しい。

残り物からつくられたビール

たくさんの種類のビールを作るとたくさんの種類の原材料が残ったりするわけです。その残った原材料の全てを大釜に入れて作ったのがプレースホルダー。なんと、21種類の麦芽(モルツ)と21種類のホップが使われています。プレースホルダーというのは英語で「とりあえず置いておくための場所」です。ああ、なるほどって感じのネーミングですよね。

味なのですが、なんとも複雑な苦味のあるビールですね。美味い不味いで言えば美味いです。とてもプログレッシブなビールでした!

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