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社内に「デジタルあきんどチーム」をつくる方法!

『システムは再び内製化へ、担い手はIT部門? 冗談でしょ!』という記事を読んで面白いなあと思いました。ボクだってこういう記事読みますよ!

読者の中には「ユーザー企業はこれまでシステムの内製力を喪失させてきたのに、どうして内製力を復活・強化することができるのか」と疑問に感じる人もいるかと思う。だが、これからの時代は、ユーザー企業のシステム内製は可能である。

 実を言いますと、社内で作れない!イノベーションを起こせない!という課題は海外でも同じです。日本だけじゃないんですよ。よかったですね!そして海外もやはりこの記事に書いてあるように社内に「デジタルあきんどチーム」をつくる動きにあります。うーん、木村岳史さんするどい!

具体的にどうやって社内に「デジタルあきんどチーム」を作ればいいの?

イノベーションって色々と実績のあるやり方が出てきていますが、そういうスキルセットを持った人ってなかなかいないんですよ。それは海外でも同じです。「デジタルあきんどチーム」はそういう新しいスキルセットが必要になる。海外の場合ですと主にふた通りの方法で「デジタルあきんどチーム」を作っています。

  1. 買収
  2. 社内に特別部門を設置する

買収

まず、単純な方からいってみましょう!「デジタルあきんどチーム」を外から買います。金融機関のCapital OneAdaptivePathを買収したのがいい例ですよね。UXのことを多少は知っている人たちにとってこれはかなり衝撃的でした。ええ!あのAdaptive Pathが!?!?!って。

デザインのエージェンシーって人力仕事なんでスケールしないんですよ。どんな有名なデザインファームでも100人を超える規模って少ないんじゃないですかね。大企業にとっては十分に買収の対象となる。Adaptive Pathの買収以来、大企業によるデザインエージェンシーの買収は増えています。

こういうのをアクイハイヤー(acquihire)って言います。買収という名の下の大規模採用ですね。あのGoogleですらやってます。最近、東南アジアでイノベーション拠点を作るためにPieというシンガポールのスタートアップを買収しました。GoogleはPieの製品が欲しくて買収したわけじゃない(製品は消滅!)。拠点を作るため人材が欲しくて買収したわけです。

社内に特殊部門を設置する

この特殊部門はInnovation LabとかDesign Officeとか呼ばれています。アジャイルとかデザイン思考とかリーン・スタートアップの専門家が集まっています。こういう部署はトップは社内の尖った人がやって、それぞれの専門家は外部から引き抜いてきます。よくIDEO出身者とか見かけます。人数にすると10名くらいですね。

そんな少ない人数で何するの?となりますよね。

Innovation LabやDesign Officeの人たちは事業部門のイノベーションのお手伝いをします。主体はあくまでも事業部門なわけです。デザイン思考やアジャイル、リーン・スタートアップといった実績のある方法を使ってプロトタイプくらいまで一緒に作ります。

そのあとどうするか?

「ここまでやったんだから、あとは自分で作れるよな!」

…となります。あとは自分で開発者を雇うなりなんなりしろと。そんな感じです。

もちろん、開発者も必要になってきますよね。どうするか?若いスタートアップを囲います。若いスタートアップはお金がありません。オフィスも持てません。でも優秀です。そういう人たちにシードファンドを与えて、社内に働くスペースを提供してあげます。

若いスタートアップにとっては顧客のオフィスで働かせてもらって、シードファンドもらってプロジェクトまでくれるんですから超ハッピーです。

まとめ

海外も日本も実は同じ課題を持っています。ただ、海外は課題の解決方法を既に見つけたって感じですかね。日本の企業も参考にしてみてはいかがでしょうか!