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カタパルト式!スープレックス!!

クールなものだけメディア!(クラフトビール・スタートアップ・音楽・デザイン)

欧米と一言で言うが、欧と米ではずいぶん違うんだよね!

ボクはアメリカ、シンガポールに住んだことがあって、今はオランダにいます。早いものでもう二ヶ月半経とうとしています。

アメリカで生活していたことがあるため、考え方もアメリカ人っぽいところがあるかもしれません。そんなボクからするとオランダやヨーロッパの考え方って最初はかなり違和感を覚えました。いや、正直に言えばかなりカルチャーショックを受けました。

日本はいろんな意味で正念場に差し掛かってると思うんですよね。そして、ヨーロッパには何かいいヒントがあるんじゃないかと思うようになりました。

ただ、ヨーロッパを見習え!みたいな大上段なことは言いません。ボクは日本は日本の文化があるし、日本人ならではのやり方があってしかるべきだと思っています。ただ、他の文化もいいところはあるし、参考になる部分もありますよね。欧米と一言で片付けられることが多いですが、ヨーロッパ(イギリスを除く)はアメリカとは全然違うんで、ヨーロッパのやり方も知ったほうがいいかなあと思う今日この頃です。

待機児童問題

ボクは基本的に自由経済大賛成!経済格差は悪くない!自己責任は当たり前!というアメリカ型の考え。格差が嫌なら頑張ればいいだろ?自分の行動には自分で責任を持ちましょうね!な人でしたし、今でもそういう部分はあります。人間なかなか変われません。

そのためには税金はなるべく安く、小さな政府で自由にやらせてもらったほうがいい。すっごくアメリカ的ですよね。多くの日本人が考える「欧米式」ってこんな感じだと思うんですよね。でも、ヨーロッパは違うんですよ。

まず、税金は相当高い。社会保険料も高い。その代わり、手厚い保護がある。学校だって基本的無料だし、待機児童とかない。裕福層の学校と貧困層の学校がくっきり分かれるアメリカやイギリスとは全然違う。政府や自治体が至れり尽くせりやってくれる。

そして、そこで暮らす人たちは外国人も含めてきちんと正式なルールに則って暮らすことを求められるし、ちゃんとルールを守る人が多い。ルールが個人の思い込みではなく、社会で共有されている。例えばちなみにオランダでは夜8時に子供が騒いでいたら近所の人が直接注意をしにくるけど、朝8時に騒いでいても何も言われません。横断歩道に通行人がいたら、車は止まります。ヨーロッパみたいになれたら「イライラが止まらない! 本当にやめてほしい近所の人の迷惑行動」なんて少なくなるだろうなとか。

ボクは待機児童問題で話題の「保育園落ちた日本死ね!!!」ですが、ボクはすごく共感できるんですよね。アメリカ式だとこれできないけど、ヨーロッパ式ならできる。

ヨーロッパで働く人たち

ヨーロッパの人たちは働きません。これもものすごく衝撃を受けたことの一つです。アメリカの企業だと家に帰っても働きます。日本人もワーカホリックですが、アメリカ人も相当なものです。仕事を会社でやるか家でやるかの違いしかないんじゃないかと思います。

ヨーロッパの人たちは10時から仕事を始めて6時には終わるって感じです。そのまま家に帰って、家で食事をして仕事は家に持ち込まない。今日もあるプロジェクトで大手銀行さんのオフィスに行ったんですが、6時にはほとんどの人は帰っていました。7時になると街の中心部もガラガラです。ほとんどの人は家に帰るんですね。土日は当然ながら働きません。スタートアップですら似たようなもんです。

ワークライフバランスとか言いますが、それが文化として根付いているのがヨーロッパなんでしょうね。これは文化なんで良い悪いじゃないんですよ。アメリカとヨーロッパは働く文化が圧倒的に違う。

ヨーロッパとアメリカは違う(良い悪いじゃない)

多くの争いごとは価値観を「良し悪し」で判断することが原因だと思ってます。キミとボクは違う。違うことはいいことだ。「良い」が二つあるんだから!


でこぼこフレンズ 「ぼくときみ」

ヨーロッパとアメリカも違うし、どちらが正しいというのはないです。そういった意味では日本もヨーロッパとアメリカとは違うし、それでいいんだと思います。ただお互いいいなと思うところはどんどん真似をしていけばいいですよね。

日本の場合、お手本をアメリカに求めることが多いような気がします。ボク自身もそうだった。その時に「欧米」の一括りでヨーロッパも同じなんだと勝手に思い込んでいた部分があったように思います。

ただ、実際に暮らしてみたわかることはヨーロッパはアメリカと違うし、違うが故に日本人にとっては新鮮な発想が得られます。ああ、税金が高いというのは悪くないんだとかね。これは本当に目からウロコでした。