カタパルト式スープレックス

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スウェーデン国立銀行が法定デジタル通貨「eクローナ」に関する最初の中間報告を発表

ビットコインと法定通貨。分散管理された通貨と中央管理された通貨。デジタルで形のない通貨と形のある通貨。この先どうなっていくのかはユーザーニーズ次第でもあり、技術の進化次第でもあります。今は過渡期でとても面白い時期ですよね。 スウェーデンはデ…

デザインで日本を変える『デザイン+ジャパン』

デザインは人を中心に考える問題解決方法です。デザイン思考やサービスデザインは多くの企業や公共サービスに取り入れられはじめています。人に共感し、人にとって簡単で使いやすいデザイン。 そして、デザインで日本が抱える課題を解決する試みが『デザイン…

書評|シェアリング経済以降の新しい地図「WTF」Tim O'Reilly

"WTF"の著者、Tim O'Reilly氏 インターネットで世の中が大きく変わり、変わり続けています。時代が変わると地図も変わります。コンピューターの時代はIBMがエコシステムの中心でした。パソコンの時代はマイクロソフトがエコシステムの中心でした。さらにオー…

ドイツで開始されたブロックチェーンのIoT事例:Slock.itとShare&Charge

ブロックチェーン、IoT、電気自動車にシェアリング経済とホットなキーワードがキラキラしているとても面白い事例です。ブロックチェーン上にIoTのハードウェアノードが乗っかるなんて超カッコいいですね! これまでイーサリアム(Ethereum)周辺の概要を取り…

アメリカ政府の視点:オープンソースのソフトウェアは実際どれだけ再利用ができるのか?

この記事は米連邦政府一般調達局、テクノロジー・トランスフォーメーション・サービス(TTS)の一部門である18Fに所属するイノベーションスペシャリストのLaura Gerhardt氏によるブログ記事"How reusable is open source software?"の翻訳です。 前回『大規…

書評|モノづくり企業から顧客体験企業への転換「Connected Company」Dave Gray

これからは顧客体験を重視したサービス企業にならないと成長できないと言われています。現代のヨハネの黙示録の四騎士と言われるAFGA(Apple、Facebook、Google、Amazon)も全てサービス企業ですね。え?誰ですか?Appleが製造業だといってる人は?Fortune F…

アメリカのデジタル公共サービスの夜明け - オバマケア立ち上げ失敗、18F誕生の前日譚とCode for America

この記事は2013年にCode for Americaのプロジェクトに参加して実際にサンフランシスコのヘルスケアシステムの改善に参加したJake Solomon氏のブログ記事""People, Not Data - On disdain and empathy in Civic Tech"の翻訳です。 背景には2010年に発表され20…

エストニアの仮想住民と税金の仕組みを解説

原文:"How Do e-Residents Pay Taxes" by Evelyn Liivamägi, Head of the Tax Department at the Estonian Tax and Customs Board (ETCB), October, 2017 この記事エストニアの税金と関税についての委員会(Estonian Tax and Customs Board)のEvelyn Liiva…

サービス共創のプロトタイプツール『サービスジオラマ』のWebサイトを新しくしました

ありがたいことにボクの作ったサービスジオラマのコミュニティーは世界で広がっているのですが、作者のボク自身がそのWebサイトを放置状態でした。各国のコミュニティーリーダーたちはPDFファイルを持っていて、ワークショップを開催するときは自分たちで印…

書評|ポスト情報化社会の組織論「Reinventing Organization」Frederic Laloux

大企業病で判断が遅い。組織の壁がある。イノベーションを起こせない。残業が減らない。過労死問題。これらは日頃のニュースや新聞の社説で繰り返し見かけるフレーズです。電通社員の過労自殺は未だに日本国民全員への問いを発しています。 「で、どうするの…

ブロックチェーンが生み出す「ネットワーク効果」と「相乗効果」の解説

ブロックチェーンの可能性については色々と議論されています。しかし、多くの人のイメージはビットコインを実現した技術の一つくらいの認識なのではないでしょうか?同じように「ネットワーク効果」もなんとなくしか理解できていない言葉の一つのような気が…

イギリス政府がUX改善のために行った大規模コンテンツ監査

原文:"Transforming transport content: the journey so far" by John Turnbull, Government Digital Service (GDS), October 12, 2017 この記事は英国政府の政府デジタルサービス(Government Digital Service、GDS)がコンテンツ監査やタクソノミー(分類…

IDEOからアメリカ政府機関までデザイン手法コレクションいろいろ

サービスデザインやデザイン思考のツールはたくさんあって、覚えるのが大変。覚えていたとしても、とっさにそれが出てこない。「ああ!こういう時はあれを使えばよかったのに!」とかあとで思い出したりする。こういうことはデザイナーであれば誰しも経験し…

ルイス・フォン・アンが語るEdTech、人工知能、CEOとしての成長

ルイス・フォン・アンはCAPCHAの開発者であり、20代の時に二つのスタートアップを立ち上げGoogleに売却しています。いまは外国語を学ぶプラットフォームのDuolingoの創立者でCEOです。Duolingoも成功していて、すでに世界中で約1億2000万人が登録していて、1…

エストニア政府の人工知能(AI)についての考え方

この記事はエストニア政府のAdvisor of Digital AffairのMarten Kaevats氏のAIに関してのインタビュー記事"A conversation with Marten Kaevats on e-governance and Artificial Intelligence"の翻訳です。 エストニアはeガバメントの先進的な取り組みで知ら…

ティム・オライリーが語るプラットフォームの未来

ティム・オライリーは技術系の人なら必ず一冊は持っているオライリーメディアの創始者で、現在でもその発言は大きな影響力を持っています。彼が新しい本『WTF!』を発売するのに合わせてa16z*1のポッドキャストでベネディクト・エヴァンスと対談をしていまし…

世界で最も進んでいるイギリス政府のデジタル変革全容:2017年度版 "Government Transformation Strategy"

この記事は英国政府のデジタル変革の基本方針を説明しているGovernment Transformation Strategyの現時点での最新版の翻訳です。アジャイル、サービスデザイン、デザイン思考など文脈にモダンなアプローチを感じることができる素晴らしい戦略です。 イギリス…

大規模デザインシステムを作る:いかにしてアメリカ連邦政府のデザインシステムを作り上げたか

現在、ほぼ30,000の米国連邦政府のウェブサイトがありますが、それらウェブサイトの間に一貫性はほとんどありません。テクノロジーの分野で働く数十万人の政府機関の職員がいますが、彼らの携わるウェブサイトの構築や管理方法に共通点はありません。 その結…

欧米で頭のいい人達が自然と使っている知識の整理整頓

ちょっと前に効率的な勉強の習慣について書きました。「入れて、調理して、出す」でしたね。「調理して」には整理整頓も含まれるのですが、今回はこの知識の整理整頓の話。知識を入れるのはインターネットで検索したり、キュレーションメディアをチェックし…

ギネスブックに載ってる大塚のワインバー『レアンドロ』にマデイラワインについて聞いてきた!

MakuakeでのマデイラワインのクラウドファンディングキャンペーンのIT担当としてStrikinglyでランディングページを作ったり、MailChimpでマーケティングオートメーションを設計したりしました。本当はLINE@も使いたかったのですが、今回は承認が間に合わず。…

勉強は料理に通じる:頭のいい人の効果的な勉強の習慣

ボクは高校生のころまで勉強が大嫌いで、実際に成績もよくなかったです。あまり学校にも行かなかったです。担任の先生には「お前みたいなやつがろくでなしになるんだ」と言われました。あ、これは当たってたのかもしれませんが! ボクが勉強が好きになって、…

マナーが日本を潰す(マナーをやめてイノベーションをやろう!)

『動物農場』という小説があって、そこに出てくるボクサーという馬はとても働き者。「わしがもっと働けばいいのだ」と働き続けるのだけれど、残念ながら働いても問題は解決しない。それでもみんなのために働き続けるボクサーは脚を怪我して働けなくなる。そ…

ボクがプライベートとビジネスをくっきり分ける理由 ― ペイフォワードとペイバック

何か人に親切をしてあげた。その時に見返りを求めるのがペイバック。恩返しですね。昔話の『鶴の恩返し』とか。これだけのことをしてあげたのだから、これくらいは返してほしい。これだけのことをしてもらったのだから、これくらいは返さないと。そういう考…

第三回:デザインのアイデア発想は「足して、引いて、混ぜて」―「デザインシンプル」シリーズ

最初は前編と後編の二回で終わろうと思っていたこの「デザインシンプル」シリーズですが、三回目を迎えてしまいました。第一回はエクスペリエンス・デザインとは何か?第二回からは具体的にどうしたらいいのということで、まずは調査のやり方を解説しました…

デリバリーサービスだけで野外ビアパーティーはできるか?!

デリバリーサービスが盛んですよね!クラフトビールも盛んですよね!もうすぐ夏ですよね!パーティーですよね!そういうなると自然と「デリバリーサービスだけ使ってオープンエアなクラフトビールパーティーできるんじゃね?」という仮説が生まれます。ボク…

木曜日のビアバッシュ!5月6月

カタパルト式スープレックスでは毎月第2第4木曜日にビアバッシュを開催しています。ビアバッシュというのはビールを飲みながらのネットワーキングですね。特に申し込みとかしなくていいですが、人数が多い場合は予約しないといけないのでPeatixで参加申し込…

カタパルト式スープレックス!のイベント情報

ブログマガジン『カタパルト式スープレックス!』では不定期にイベントを主催したりしています。デザイン、音楽、ボードゲームやクラフトビールとか、『カタパルト式スープレックス!』で実際に取り上げるトピックに実際に触れてみよう!という趣旨です。 第…

第二回:デザインの最初は調べる「ホップ・ステップ・ジャンプ」― 「デザインシンプル」シリーズ

さて、「デザインシンプル」シリーズの第一回はエクスペリエンス(体験)とデザイン(設計)ってなに?なんで、体験を設計するのは大事なの?というお話をしました。サクッとまとめると1)いいエクスペリエンス(体験)は「うれしい!たのしい!大好き!」…

カタパルト式ミックステープ - Japanese Tracks 05.15.2017

サニーデイ・サービスはまた最近好きになった。コーネリアスは久しぶりっすね。ただ、いじめっ子はあまり好きじゃない。スチャダラパーとエゴラッピンの組み合わせいいっすね。 椎名林檎とトータス松本の組み合わせって意外だったけど合うんですね!世界観と…

地方 x スタートアップ 座談会‼️地方からの起業ってどうよ⁉️

「スタートアップ」と聞いてまずパッと思いつくのってテクノロジー系ですよね。今は超巨大企業のGoogleだってFacebookだって最初はスタートアップでした。でも、実際には技術とは関係ないスタートアップもたくさんあります。例えばスコットランドのクラフト…