カタパルトスープレックス

興味がない人は無理して読まなくていいんだぜ。

エストニアの仮想住民と税金の仕組みを解説

原文:"How Do e-Residents Pay Taxes" by Evelyn Liivamägi, Head of the Tax Department at the Estonian Tax and Customs Board (ETCB), October, 2017 仮想住民は課税対象ではありません 私たちが税金の仕組みで改善しようとしていること 納税義務を理解…

サービス共創のプロトタイプツール『サービスジオラマ』のWebサイトを新しくしました

ありがたいことにボクの作ったサービスジオラマのコミュニティーは世界で広がっているのですが、作者のボク自身がそのWebサイトを放置状態でした。各国のコミュニティーリーダーたちはPDFファイルを持っていて、ワークショップを開催するときは自分たちで印…

書評|ポスト情報化社会の組織論「Reinventing Organization」Frederic Laloux

大企業病で判断が遅い。組織の壁がある。イノベーションを起こせない。残業が減らない。過労死問題。これらは日頃のニュースや新聞の社説で繰り返し見かけるフレーズです。電通社員の過労自殺は未だに日本国民全員への問いを発しています。 「で、どうするの…

ブロックチェーンが生み出す「ネットワーク効果」と「相乗効果」の解説

ブロックチェーンの可能性については色々と議論されています。しかし、多くの人のイメージはビットコインを実現した技術の一つくらいの認識なのではないでしょうか?同じように「ネットワーク効果」もなんとなくしか理解できていない言葉の一つのような気が…

イギリス政府がUX改善のために行った大規模コンテンツ監査

原文:"Transforming transport content: the journey so far" by John Turnbull, Government Digital Service (GDS), October 12, 2017 この記事は英国政府の政府デジタルサービス(Government Digital Service、GDS)がコンテンツ監査やタクソノミー(分類…

IDEOからアメリカ政府機関までデザイン手法コレクションいろいろ

サービスデザインやデザイン思考のツールはたくさんあって、覚えるのが大変。覚えていたとしても、とっさにそれが出てこない。「ああ!こういう時はあれを使えばよかったのに!」とかあとで思い出したりする。こういうことはデザイナーであれば誰しも経験し…

ルイス・フォン・アンが語るEdTech、人工知能、CEOとしての成長

ルイス・フォン・アンはCAPCHAの開発者であり、20代の時に二つのスタートアップを立ち上げGoogleに売却しています。いまは外国語を学ぶプラットフォームのDuolingoの創立者でCEOです。Duolingoも成功していて、すでに世界中で約1億2000万人が登録していて、1…

エストニア政府の人工知能(AI)についての考え方

原文:"A conversation with Marten Kaevats on e-governance and Artificial Intelligence" エストニアでは人工知能(AI)に関するパブリックな公開議論がはじまっています。 その背景として昨年11月に召集されたクルマの自動運転のプロジェクトチームがあ…