カタパルト式!スープレックス!!

クールなものだけメディア!(クラフトビール・スタートアップ・音楽・デザイン)

デザインによるイノベーション!日本ではどう?アクタントの武山教授に聞いてきたよ!

 日本に10年ぶりに戻ってきて驚いたことがいくつかあります。リーン・スタートアップやグロースハック、デザイン思考を知らない人が多いのもその一つです。もちろん、知ってる人も多いんです。ただ、ボク個人はそういう人にあまり出会わない。普通に会話していても相手の頭の上に「???」とハテナマークがたくさん見える。

 シンガポールなどだと政府機関の多くは「デザイン室」を設置してデザインのアプローチを行政で活かしていたり。Ministry of Manpowerのプロジェクトを皮切りにIDEOなんかも人間中心の行政作りに関してシンガポール政府に協力しています。

 オランダでもINGを筆頭に、ほぼ全ての金融機関が「イノベーションラボ」を置いてアジャイル、リーンスタートアップ、グロースハックを事業部単位で取り入れる仕組みを作ってる。これは東南アジア最大の金融機関であるシンガポールのDBS銀行でやっているDBS Asia Xでも同様です。

 そこで日本でのデザイン思考やサービスデザインなどの日本での現状を慶應義塾大学経済学部の武山教授に聞いてきました!武山教授は日本におけるサービスデザインの第一人者で、ご自身が日本ではじめてのサービスデザインの会社、アクタントを立ち上げに関わっています。

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みんながビル・ゲイツになる経営について不動産テックのスタートアップに聞いてきた!

 ビル・ゲイツに関してはいろいろな逸話がありますよね。ボクなんかは割と近い距離で働く機会があったので、「数字に細かい人」とか「怖い人」という印象があるのですが、自分自身で起業して改めて思うのは「本当に優れた経営者」だったんだってことです。

 出張ではエコノミークラスを利用したり、調布の技術センターまで京王線に乗っていったりという逸話は当時を知る古参社員から語り継がれてきました。ほかの社員だけでなく自分自身のコスト管理も厳しい経営者としての側面ですよね。会社のお金って自分のお金ですから、他人事というより自分事なわけです。そしてWindows 95で飛ぶ鳥を落とす勢いだったころ、インターネットの世界を変えることをいち早く見抜いて会社の方向性を180度変えたInternet Tidal Waveのメモ。リーンスタートアップでピボットなんていいますが、Windows 95を発売して成功している真っ只中に大胆なピボットができたのもビル・ゲイツのような創業社長ならではじゃないでしょうかね。

 でも、創業社長はいつまでもいるわけではない。会社の決断を自分事ととらえ、変化に対して恐れずに対応していくにはどうしたらいいのでしょうか?そういう研究が海外ではたくさんされていてティール・オーガニゼーションなど自律的な組織運営が注目されています。それを創業当時から実践している日本の不動産テックの雄としても注目されているダイヤモンドメディアの武井さんに話を聞いてきましたよ!

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世界的なゲーム『ラブレター』を生み出したゲームデザイナー、カナイセイジさんの発想法

 ボードゲームやってますか!?スマホとかプレステじゃなくて、『人生ゲーム』とか『モノポリー』みたいな形のあるゲーム。こういったアナログゲームが流行っています!ボクも『サービスジオラマ』を作るときはかなりゲームメカニックを意識したんですよ!

 『チケット・トゥ・ライド』や『パンデミック』といった新しい定番ゲームがたくさん生まれている現在は『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が出た頃のファミコンブームの頃に近いものを感じます。そして日本人デザイナーとしてアナログゲームの新しい定番『ラブレター』を世界に送り出したのがカナイセイジさんです!

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カタパルト式!Mixtape - February 2017 Edition

 今回からはその月に気になった曲をペタペタ貼っていくことにします!Spotifyに限らずSoundcloudとかYoutubeでも気になった曲を紹介していきますよ!

Kinda Bonkers by Animal Collective

 アニマル・コレクティブは去年アルバムを出したばかりなんですが、4曲収録した小作品集を早くも発表しました。ポップでストレンジな相変わらずのアニマル・コレクティブ。

P.O.W.A by M.I.A.

 M.I.A.も昨年アルバムを出したばかりですが、新しいシングルをまた発表。早えなあ。こちらも相変わらず美しくかっこいいM.I.A様です。

Chimes by Febueder

 フェビュダーと読むんでしょうか。イギリスの若いグループ。サイケデリックと何か他に足すってのが最近の傾向なんでしょうか。80年台フレーバーを感じます。なんか大きくなりそうな予感。

U Are in My System by The Cool Kids

 ザ・クール・キッズの新しいアルバムから。なかなかいいアルバムでヘビロテ気味です。この曲はThe Systemの名曲"You Are in My System"とは全く関係ないと思うんですが、懐かしくて思わずThe Systemを聴きまくってしまいました。

Love Incredible by Cashmere Cat

 ガールズグループのフィフス・ハーモニーからカミラ・カベーロ嬢がソロでカシミア・キャットの新しいシングルにフィーチャーされました。他のメンバーよりEDMっぽい音楽がお好きなようで、ぴったりだったんでしょうね。

Piel by Arca

 ビョーク、FKAツイッグス、カニエ・ウェストとの共演で注目を浴びて、その後に出した二枚のアルバムも批評家から大絶賛だったアルカの新作。この人の作品は内省的な感じが強かったけど、それがさらに進んだ感じ。まあ、聴きやすくなった。

Ballad of the Dying Man by Father John Misty

Father John Misty, 2015

 元フリート・フォクシーズのドラマーという枕詞が必要なくなるくらい人気者となったファーザー・ジョン・ミスティーことジョシュ・ティルマン。フリート・フォクシーズはちょっと大掛かりな感じだけど、この人は小ぢんまりとしたちょっとセンスのいい感じがいいんだろうなあ。ユーモアがある歌詞もよろしい。

過去のミックステープ

個人発世界へ!官製のキュレーションプロジェクト『クールジャパン』はもうやめない?

TL;DR クールジャパンって『NAVERまとめ』みたいなキュレーションサイトと同じだよね。さらにコンバージョンも悪そうだ!

Coplays Neon Genesis Evangelion Katsucon 2013

 お国柄ではなく、個性で勝負をする時代といいますか。すでに垣根は取り払われて、個人の個性で勝負ができるボーダレスの時代に突入しました。やろうと思えばいつでもKickstarterで世界中から資金調達できるし、YouTubeやSpotifySoundcloudで個人が何のコネもなく映画/音楽デビューできます。Etsyで自分が作った手作り小物も世界に売れます。いつの間にか、そうなってしまったんです。

 グローバルにならなきゃ!と随分と言われてきました。英語が話せないとダメだ!とか。その反動でグローバルなんてクソ喰らえ!みたいなことも言われはじめてますね!ただ、そんなことを議論すること自体がもう古臭くなってしまいましたよね。クールジャパンみたいな「日本推し」もおそらく戦略的にはもう古臭いんですよ。クールジャパンじゃないほうが世界で活躍しちゃってる。

  • PPAPでわかった。クールジャパンじゃなくても世界に受け入れられる。
  • 世界的なビール醸造所になるのに資金はいらない
  • 日本人から世界の人たちに伝わったラブレター
  • クールジャパンは結局のところ「まとめサイト」
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デザイン・チューズデイ!フォント!おっぱい!レプリカ!

 フォントネタが続いています。タイポグラフィー好きなんですよ。

フォントづくりの裏側

 モノタイプはフォントづくりを専門としてグーグルやマイクロソフトといった企業に提供している会社。彼らがどういったアプローチでフォントを作っているかを紹介するなかなか貴重な記事。

Monotype logo.png
By Source (WP:NFCC#4), Fair use, Link

『北斎漫画』的なおっぱい

 おっぱいや性器をモチーフにしたアートって日本とアメリカではちょっとアプローチが違っていて、アメリカはドライですよね。ジョージア・オキーフとか。同じ北斎でも『北斎漫画』と『蛸と海女』くらい違う感じ。これは最新のおっぱいを集めた記事。

『となりのサインフェルド』のお家の精巧なレプリカ

 フィギュアや模型といえば日本のお家芸ですが、アメリカも負けていません。これはジェリー・サインフェルドの出世作のテレビ番組のセットのレプリカ。『となりのサインフェルド』は日本のAmazon Primeで観ることができますね!

過去のデザイン・チューズデイ

カタパルト式よりぬきSpotify! 水曜日のカンパネラ、Toydrum、Future Islandsなど

  静かに毒のある音楽を久しぶりに聴いたなあ。さすがニック・ケイブの兄貴だ!というのが今週のハイライトでした。トイドラムのアルバムには期待大です。

[Album] Superman by 水曜日のカンパネラ

open.spotify.com

 最近は『一休さん』が頭の中でぐるぐる回ってます。前作、前々作から何か変わってるかといえば全く何も変わってないんだけど、まだまだ飽きないっすね。コムアイのラップが好きなんですよねえ。

[EP] I've Got a Future - Nick Cave and Warren Ellis Rework by Toydrum

 UNKLEからスピンオフしたグループの新作。彼らのスタジオはニック・ケイブも使っているそうで、そういう縁でこの共演になったんでしょうかね。すっごくカッコイイです!

[EP] 30000 Megatons by Pond

 このポンドはオーストラリアのバンドでテーム・インパラ関連グループだそうな。なるほど、サイケデリックですな。後半の盛り上がりがとてもよい。

[EP] Run by Future Islands

Future Islands, Kosmonaut Festival 2015 01.JPG
By Florian Koppe - Own work, CC BY-SA 4.0, Link

 前作のアルバム"Singles"が大好評だったFuture Islandsの待望の新作ってことになるのでしょう。このストレートさは好き嫌いが分かれそうだなあと。

[Album] Fresh Air by Homeshake

 ホームシェイクはモントリオールのミュージシャンのひとりプロジェクト。ジョン・マッケンタイアみたいなよい意味でのオタクっぽさがイイ。美しく爽やかだしね。

[Album] Process by Sampha

 ソウル・II・ソウルとかマッシブアタックとかシールとか「イギリスならでは!」って感じだったけど、最近はR&Bもイギリスかアメリカとか国で違いってないですよね。お国柄の違いよりも個人の特徴がより大きいといいますか。ちなみにサンファはイギリスの人です。最近のお気に入りです。

過去のカタパルト式よりぬきSpotify!