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カタパルト式!スープレックス!!

クールなものだけメディア!(クラフトビール・スタートアップ・音楽・デザイン)

個人発世界へ!官製のキュレーションプロジェクト『クールジャパン』はもうやめない?

TL;DR クールジャパンって『NAVERまとめ』みたいなキュレーションサイトと同じだよね。さらにコンバージョンも悪そうだ!

Coplays Neon Genesis Evangelion Katsucon 2013

 お国柄ではなく、個性で勝負をする時代といいますか。すでに垣根は取り払われて、個人の個性で勝負ができるボーダレスの時代に突入しました。やろうと思えばいつでもKickstarterで世界中から資金調達できるし、YouTubeやSpotifySoundcloudで個人が何のコネもなく映画/音楽デビューできます。Etsyで自分が作った手作り小物も世界に売れます。いつの間にか、そうなってしまったんです。

 グローバルにならなきゃ!と随分と言われてきました。英語が話せないとダメだ!とか。その反動でグローバルなんてクソ喰らえ!みたいなことも言われはじめてますね!ただ、そんなことを議論すること自体がもう古臭くなってしまいましたよね。クールジャパンみたいな「日本推し」もおそらく戦略的にはもう古臭いんですよ。クールジャパンじゃないほうが世界で活躍しちゃってる。

  • PPAPでわかった。クールジャパンじゃなくても世界に受け入れられる。
  • 世界的なビール醸造所になるのに資金はいらない
  • 日本人から世界の人たちに伝わったラブレター
  • クールジャパンは結局のところ「まとめサイト」
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デザイン・チューズデイ!フォント!おっぱい!レプリカ!

デザイン

 フォントネタが続いています。タイポグラフィー好きなんですよ。

フォントづくりの裏側

 モノタイプはフォントづくりを専門としてグーグルやマイクロソフトといった企業に提供している会社。彼らがどういったアプローチでフォントを作っているかを紹介するなかなか貴重な記事。

Monotype logo.png
By Source (WP:NFCC#4), Fair use, Link

『北斎漫画』的なおっぱい

 おっぱいや性器をモチーフにしたアートって日本とアメリカではちょっとアプローチが違っていて、アメリカはドライですよね。ジョージア・オキーフとか。同じ北斎でも『北斎漫画』と『蛸と海女』くらい違う感じ。これは最新のおっぱいを集めた記事。

『となりのサインフェルド』のお家の精巧なレプリカ

 フィギュアや模型といえば日本のお家芸ですが、アメリカも負けていません。これはジェリー・サインフェルドの出世作のテレビ番組のセットのレプリカ。『となりのサインフェルド』は日本のAmazon Primeで観ることができますね!

過去のデザイン・チューズデイ

カタパルト式よりぬきSpotify! 水曜日のカンパネラ、Toydrum、Future Islandsなど

音楽

  静かに毒のある音楽を久しぶりに聴いたなあ。さすがニック・ケイブの兄貴だ!というのが今週のハイライトでした。トイドラムのアルバムには期待大です。

[Album] Superman by 水曜日のカンパネラ

open.spotify.com

 最近は『一休さん』が頭の中でぐるぐる回ってます。前作、前々作から何か変わってるかといえば全く何も変わってないんだけど、まだまだ飽きないっすね。コムアイのラップが好きなんですよねえ。

[EP] I've Got a Future - Nick Cave and Warren Ellis Rework by Toydrum

 UNKLEからスピンオフしたグループの新作。彼らのスタジオはニック・ケイブも使っているそうで、そういう縁でこの共演になったんでしょうかね。すっごくカッコイイです!

[EP] 30000 Megatons by Pond

 このポンドはオーストラリアのバンドでテーム・インパラ関連グループだそうな。なるほど、サイケデリックですな。後半の盛り上がりがとてもよい。

[EP] Run by Future Islands

Future Islands, Kosmonaut Festival 2015 01.JPG
By Florian Koppe - Own work, CC BY-SA 4.0, Link

 前作のアルバム"Singles"が大好評だったFuture Islandsの待望の新作ってことになるのでしょう。このストレートさは好き嫌いが分かれそうだなあと。

[Album] Fresh Air by Homeshake

 ホームシェイクはモントリオールのミュージシャンのひとりプロジェクト。ジョン・マッケンタイアみたいなよい意味でのオタクっぽさがイイ。美しく爽やかだしね。

[Album] Process by Sampha

 ソウル・II・ソウルとかマッシブアタックとかシールとか「イギリスならでは!」って感じだったけど、最近はR&Bもイギリスかアメリカとか国で違いってないですよね。お国柄の違いよりも個人の特徴がより大きいといいますか。ちなみにサンファはイギリスの人です。最近のお気に入りです。

過去のカタパルト式よりぬきSpotify!

デザイン・チューズデイ!Comic Sansを作った人!オリジナル『グランド・ブダペスト・ホテル』!木と共生する駅!

デザイン

 このデザイン・チューズデイを読んでくれている人が意外と多い。すっごく多いわけではなく、微妙に多い。ツボが同じ人たちが少なからずいてうれしい。

デザイナーから最も忌み嫌われているフォント、Comic Sansを作った人!

 Comic SansってMicrosoft Bob用に作られたとは知らなかったです。Bobは失敗作として有名です。しかし、Comic Sansはデザイナーからどれだけ嫌われようと生き残っているわけですから、成功と言えるんですかね?

グランド・ブダペスト・ホテルのオリジナル

http://static.messynessychic.com/wp-content/uploads/2017/01/GrandBuda1.jpg

 ウェス・アンダーソン監督作品は大好きで、もちろん『グランド・ブダペスト・ホテル』も観てますとも。映画に出てくるホテルは架空のホテルなのですが、実際にそのモデルとなったのはブダペストにある現Corinthia Hotel(旧Grand Hotel Royal)なのではないかと言われています。確かに似てますね!

樹齢700年の木と共生する萱島駅

 元々は駅の外に生えていたクスノキなのだそうです。駅を拡張しなくてはならなくなって駅が気を取り込んでしまったって感じなのだそう。

過去のデザイン・チューズデイ

カタパルト式よりぬきSpotify!Dâm-Funk、Dirty Projectors、José Jamesなど

音楽

 今月はボクの誕生月なんですが、忙しくって慌ただしく過ぎていってしまいます。そんな時でも音楽を聴いていると心に余裕ができますよね。音楽がある生活はやっぱりいいですよ!

[EP] Architecture by Dâm-Funk

 エレクトロファンクのダムファンクの新しい作品集。最近の人のイメージだけど実はキャリアの長い苦労人。頑張ってください!

[EP] Up in Hudson by Dirty Projectors

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/ae/Dirty_Projectors.jpg?uselang=en-gb

 アルバムリリース前にまたまたシングル。最初に聴いた時は「あれ?ジェームス・ブレイク?」と思った。その前のシングルもそうだったけど、変わろうとしているんだなあ。好きな路線なので歓迎。

[EP] Always There by José James

 新世代のジャズヴォーカリストとして大人気のホセ・ジェームスの新曲。この人の新しいアルバムも待たれますよね。ライブも観たことあるんですが、独自のリズム感がとても心地がいいです。

[EP] Somerton Beach by Jerkcurb

 実は一年以上前に発表された曲だけどSpotifyには最近登録されたジャークカーブの『ソマートン・ビーチ』。ネオ・サーフミュージックと言うかラウンジというかなんとも不思議な雰囲気のビーチミュージック。

[EP] Hope by Clap! Clap!

 イタリアのプロデューサー/DJのクラップ!クラップ!の新作。もうすぐ発売される新アルバム"A Thousand Skies"からのシングルカット。イタリアならではのエレクトロなモンド感が人気の秘密ですかね。

[Album] This Is Steve by Delicate Steve

 デリケート・スティーブの新しいアルバム。サーフだったりエレクトロだったりサイケだったりいろんな音楽がゴチャッと混ざった音楽。

[Album] European Repetitive Beat by JeanGa and George

 ジンガ・アンド・ジョージというスコットランド人とフランス人のプロデューサーコンビが作ったデビューアルバム。

過去のカタパルト式よりぬきSpotify!

ヤッホーブルーイングに教えてもらった日本のクラフトビールの「これまで」と「これから」

インタビュー ビール グルメ

 カタパルト式では様々なインタビュー記事を書いてきましたが、なんと今回は初めて日本の会社にインタビューです!初の日本インタビューは日本のクラフトビールをリードする『よなよなエール』のヤッホーブルーイングさん。コンビニでも『水曜日のネコ』を見かけますよね!

 今回インタビューに答えてくださったのは広報の根来桜さんです。日本ではクラフトビールは独自の発展をしてきたんですよね。創業当時からエールにこだわっていたヤッホーブルーイングの「これまで」と「これから」を教えてもらいましたよ!

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【カタパルト式なかむら】

 本日はインタビューを受けていただきましてありがとうございます。ボクは10年ぶりに海外から日本に帰ってきましたが、日本でもクラフトビールが盛り上がっていますね!ボクが日本にいた頃は1990年代後半の地ビールブームが落ち着いた頃でした。

 今でも友達にクラフトビールを説明しても「それって地ビール?」と言われたり。以前の地ビールブームと今のクラフトビールを比べて何か違いはありますか?

【ヤッホー根来桜さん】

 まず変遷について説明させていただくと、地ビールブームは地域おこしの側面が強く、当時さまざまな団体が一気に地ビールを造り始めたため爆発的に流行しました。しかし、そのブームは一過性にとどまってしまった。

 その要因は3つあると考えていて、「価格が高い」「個性的すぎる」「品質が悪いものもある」の3つです。お客様の間で「地ビール」に悪い印象がついてしまい、多くの地ビールメーカーは廃業せざるを得なくなりましたが、ブーム終了後も技術と品質を磨き、お客様に支持され生き残った企業たちもいました。そういった企業が現在のクラフトブルワリーの主体です。

 現在クラフトビールが支持されているのは、地ビールブーム時と比べて消費者の嗜好が多様化したことと、前述したメーカー側の努力が実って品質の良い(世界的なコンテストなどで受賞できるレベルの)ビールが造られるようになったことが要因だと考えています。それらがブームとしての大きな違いですね。

【カタパルト式なかむら】

 ボク自身もブームの時に何回か地ビール試したことがあったけど、今みたいにビールにハマることはなかったです。ボクの場合はヨーロッパでビールにハマったんです。単純にビールを飲むのが楽しかったんですよ。いろんな種類があって。一週間に二本か三本は別のビールを飲んでました。

【ヤッホー根来桜さん】

 なかむらさんの体験は弊社の創業者の体験と近いですね!弊社はミッションとして「ビールに味を!人生に幸せを!」を掲げ、画一的なビールしかなかったビール市場にバラエティを提供し、日本のビール文化をもっと豊かで面白いものにしたい!と考えています。これは弊社は創業者が海外でエールビールを飲んで感動した体験からきたものなんですよ。そのため創業当時から一貫してクラフトビールの楽しさである「バラエティの豊かさ」を提供すべく様々なスタイルのエールビールを造り続けています。

 今後も、日本のクラフトビール市場にさまざまなビールを提供し、ミッション実現のために活動していく方針です。

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【カタパルト式なかむら】

 日本のクラフトビールはどちらかというとそれぞれのジャンルで王道的な方向性が多い印象があります。それはそれで悪くはないし、賞も取りやすいと思います。ただ個々の醸造所の個性が見えづらかったりする。クラフトビールの楽しさって優劣じゃなくて、バラエティーの楽しさだと思うんですよ。

 でも、ヤッホーブルーイングさんは色々と挑戦してますよね!

 吉祥寺のビアワークスでいただいたBlack IPAはとてもユニークでおいしかったです。また「前略シリーズ」では色々と新しい味に挑戦していて、そのスピリット的な部分が世界の醸造所に非常に近いものを感じました。ヤッホーブルーイングさんが目指す「人生に幸せを!」って具体的にどんな感じで現れてくることに期待していますか?

【ヤッホー根来桜さん】

 Black IPAも飲んでいただいて、ありがとうございます!様々なスタイルの個性豊かなビールを味わうことで、「クラフトビールってこんな味があるんだ!」とお客様に知っていただくこともミッション実現への一歩だと考えています。

 イベントや足を運んでくださるお客様を見ていると、本当にいい顔で笑っていらっしゃるんですよね。弊社のクラフトビールそのものを楽しむだけじゃなくて、「クラフトビールを飲む」という体験を通して、仲間と繋がれたり、自分の好きなものを発見したり、それぞれの楽しみ方で思い思いに楽しんでいらっしゃる。私たちは、私たちのバラエティ豊かなビールを飲んでくださった方に、ささやかながら幸せを提供したいと思っていて、それが「ビールに味を!に人生に幸せを!」というミッションの実現にもつながるのではと考えています。

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【カタパルト式なかむら】

 ヤッホーブルーイングさんのパッケージングにもこだわっていますよね。日本にはビール以外にもサワーやハイボールといったライトなアルコール飲料がたくさんあります。そしてヤッホーブルーイングさんのパッケージングは伝統的なビールよりもカクテルやサワー系のパッケージングに近い。これは伝統的なビールファンとは違う新しいファン層を取り込むことを意識したりしてるのでしょうか?

 ヨーロッパでこれほどクラフトビールが広まっているのは伝統的なビールを飲んでいる人だけでなく、ワインやビール以外のライトなアルコール飲料のファンを取り込んでいるからですよね。普通のビールじゃなくてクラフトビールを飲むのってステートメントだったりもするんですよ。ビルボードトップ10じゃなくてインディーの音楽を聴くみたいな。だからパッケージングもおしゃれなものが多い。

【ヤッホー根来桜さん】

 仰る通り、大手さんが長年造ってきた「ラガービール(の中のピルスナー)」が元々好きな人に飲んでいただくだけでは、それ以外のお客様に「ビールってこんなに色々な味があって美味しいんだよ!」というメッセージを伝えきることができません。それよりもむしろ、味だけでなくパッケージやネーミングも従来のビールのイメージをいい意味で裏切るような製品を造ってこそ、普段ビールを飲まない人にもクラフトビールの美味しさ、楽しさを伝えられるのでは、と考えています。

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【カタパルト式なかむら】

 ブリュードッグやミッケラーみたいな大きなクラフトビール醸造所も複数の醸造所とのコラボも盛んですし。ビールフェスがあるとやはり複数の醸造所が新作を用意して反応を試して見たり。ビール業界の横のつながりがとても強い印象があります。日本ではどうでしょうか?

【ヤッホー根来桜さん】

 クラフトビール業界の横のつながりは非常に強いです。日本国内だけでなく、海外ブルワリーとの交流も盛んで、ヤッホーブルーイングでは昨年にアメリカのOSKAR BLUES BREWERYとのコラボビールを造ったり、数年前に同じくアメリカのFire Stone Walkerのビアフェスに招待してもらったりしています。特にブルワー同士はいろんな情報交換やアイデアの交流などをすることで、お互いに切磋琢磨をして技術向上につとめています。

【カタパルト式なかむら】

「ビールに味を!人生に幸せを!」ってとても素敵なミッションだと思います。 是非これからも味のある美味しいビールでたくさんの人の人生を彩り豊かにしてください!ボクももっとビールで幸せになりたいですwww

(当然ボクはこんなにうまく写真を撮れないので今回の写真はすべてヤッホーブルーイングさんからご提供いただきました。ありがとうございました!無断転載とかしちゃだめよん。写真クレジット:株式会社ヤッホーブルーイング)

過去のクラフトビール関連記事

デザイン・チューズデイ!ソ連のレトロフューチャー!ブランドでPPAPしてみた!

デザイン

ソ連のレトロフューチャー!

http://weburbanist.com/wp-content/uploads/2017/01/soviet-town-signs-1a-960x644.jpg

 スプートニクで世界に先駆けて人工衛星を打ち上げたりソビエトってフューチャリスティックなイメージありますよね。そういうイメージを頑張って作り上げた遺跡が今になっていい味を出している。

ブランドをPPAPみたいにマッシュアップ!

 フランスのデザインスタジオがピコ太郎のようにブランドを別のパッケージングとくっつけて遊んでました。牛乳パックに入ったシェルの石油ってやだなあ。

データ可視化のツールボックス!

 データのビジュアライゼーションツールってたくさんありますよね!こういうのって一から作るのは大変だから非常に便利です。とはいえ、たくさんありすぎてその全容がよくわからない。そんな時にツールボックス的にまとめてくれるところはありがたいですね。

過去のデザイン・チューズデイ